色の混合 


(色の混合)

 昨日の話は「全ての色は(4つの色の組み合わせ)で出来ている」という話でした。 何気なく皆さんを連れて来ましたが、ここは(実に大変な所)なのです。(モッタイではナイ‥、簡単に説明しましょう)
 「色が4色で出来ている‥」は(色の3原色の完全否定)なのです。(筆者は、背景用紙の白とCMY+K)なら5色という)。
 「光」に関しては、3センサーの働きで(3原色動作に見える)部分がありますが‥、(頭脳が3→4変換をする)ので、貴方の(色扱い)に関して(4軸8色)以外が、必要とは思われません。
 大変なことなので(アワテナイ‥)、他を先に片付けて置きましょう。

(混色法)
「混色法」について(改めて手持ちの書物を調べたが‥)「色の定義や扱い方」は全くありません。(結局(色)について(何も分からない)から、正しい(扱い方も無かった)ということらしいです。
 これまでの(色彩学)が、混乱を極めた原因は、{→(色の正体)を掴めない(→色光と色料の混同、光=電磁波への無知、理学の敬遠‥など)まま、無理を押し通した}所にあるようです。

(光と色は別物)
 光と色(料)は全く別物です、原理や操作法が同一ルール(→加減法混色)になる筈はありません。
*(光の重畳)では、→光に(混色)はありません。(2つの波が重なっても混合しない)波の物理です。
 赤と緑の光を重ねると‥何色?。‥これを(黄色)と決めたなら、赤と緑の混合色は→必ず(暗黄色)と答えることを決めましょう。(3原色の混乱の原因は、ここを曖昧にしたからです)。
*(色料の混色)では、正しく明快な「完全混色法」を提示し、原理と使用法も説明してきました。
 こんな素敵な方法があったなんて‥(←貴方は幸せ!‥、ヘンな色彩学のウイルスなどに騙されないように‥)

(物理的な色光環)
 今日の左の図は、 光の色の循環性を示すための(視覚の8色環)です。(物理的な6色とは少し違っています)。
 右の図の元は、色立体の展開図でしたが‥、横軸を色の並び(→周波数)と、縦軸をに白黒(→光の強度)にして描き直したものです。
 この形式なら、(カメラ・プリンタなど)光学関係の特性表示や試験成績など‥、が分かり易く示せます。
 今日の絵は(プリンタの性能試験です、但し結果の良否に筆者は感知しません)