球形変換 


 球形変換

 「1図は色用の座標です。2図は色の立方体、田の字型に切って3面で色の頂点、頂点の色を連ねると(色は不連続で‥)→ 」
 これらは(正確な解析用)の話で、人の感覚では(色は連続している)ように思われます‥ ?。
 元々色の立方体は、3つの要素の働きを示すための(模型)でした(不都合なときは拘らない)→、人の視覚が(色を連続させた‥?)のかも知れません。(←あまりセンサクしないで、旨く利用しましょう)

(球形変換)
 「貴方は宇宙の形を知りません」中の人には外の形は見えません。→ 色も中心から外に向かう変化のことで(外の形は見えない)のです。
 3図、いま表面色調 P=(Rx,Gy,Bz)だとします。
 中心からの距離 OP=√{(x^2)+(y^2)+(z^2)}です。(←1より大きい)
 いま、P点の座標を(OP)で割ると P’=(xyz)/(OP)中心に向かって縮小します。
 全ての色について、この縮小を行えば、(立方体に内接する球形)に変換されます。

極座標
 立方体の球形変換によって、立方体が球面極座標で(地球の経度緯度のように)取扱えることになります。

* 距離の変化がありましたが(色彩度なので遠距離では色変化が少ない)。
* 角度関係は、元の値が保たれている
* 球形なので、頂点が平坦(角が無く連続)
* 色彩度の(傾斜がなく)何処でも垂直・平行になる
* 空間(方向・角度・位置など、相互関係‥ )の思考が容易になります。

(完全色調整)
 頂点の色を極座標の中心に置けば(面に垂直で平行な色彩度、極方向の色の濃度、横への色調変化)三者は直交するので相互の干渉は全く無く、感覚どうりの「完全な色彩調整」が実現します。
 実際の利用は、先日(3.17)「ローカルカラー」に掲載しました。