色彩度調整
図面は、中心点(O)には電球を置き、距離(rx)のスライドを、(R)面に投射したものです。
スライドの右肩(P点)は、P=(Rx、By,Gz)が(実座標)で与えられています。
(三値の最大)
いま仮に、(Rx>By>Gz)だったとすると、
三値の最大(Rx)は、中心から最も遠く、P点は(R表面)の近くに居ます。
* このときの軸名(R)が、映写される(色面)を示しています。
* 映写された、P’点が、(表面色調です)。
* 三値の最大値は、そのまま(色彩度)になっています。
(実座標と表面座標)
スライド面の(実画像)は、P=(xyz)です。
中心からR面までの距離は(1.0)だから、R面の映写画像は、
拡大率 x={1/Rx}倍に拡大されます。
映写面の、表面色調(P’)は、
{ Gy’=Gy/Rx Bz’=Bz/Rx }になります。
(表面座標から実座標)
表面座標があって、実座標を求める場合は、上の逆計算で、
実座標 P(xyz)=(x’y’z’)/x’ です。
(画像の色彩度調整)
画面は、多くの(画素)で構成されており、画素は、夫々で(色調と色彩度)が異なっています。
だから(彩度)など、色の調整は、(個々の画素に対して個別に調整を)行うべきなのです(※)。
これによって、(これまで不可能と思われた)他の要素から(独立した彩度の調整)が、可能になったのです。
※ (彩度調整)は画面全体を(黒または白)に変化化させていました。これは、(彩度)の基本的な誤まりでした。
(→ 従来の色彩調整は、基本の(色相・明度・彩度)全てが誤っていたため、全ての要素がが相互に関連し、独立した調整は全く不可能でした。
(色彩度の変化)
完全な(白黒や純色)などは理論上の話です。とくに物体の表面色(散乱反射光)で高い彩度はありません。
印象に残った(記憶色)は、元の画像より高彩度になります。 空気や水を通した(霧や遠距離)など‥、光が弱くなると(色彩度)は下ります。
写真で、色彩の調整は(色彩度の調整)だけで充分です(他は触らないほうがよい)。(色相の回転なんて、遊びだけで実際には有り得ないコト‥)。
絵画・染物・陶器など‥素敵な色は、全て(低色彩度の混色)です。 →彩度を上げた(ドキレイ!)なプリントはお断りですネ‥。
∴ シツコイようですが‥のんびり屋の○○さんのために‥ 。昨日・今日の内容は(新色彩のポイント)で(これまで誰も見つけ得なかった)最高の知見なのですヨ‥ (しっかり目を開いてチヨ‥)
過去に記録が無いほどの大災害が起こりました。本講も(潰れずに)漸く(色の大峠)を越えました、これからは、その後に(気付いた事柄)や(物理的な光の基本)(周辺の雑学)など‥に少し触れたいと思っています( ←ボツボツいこうよネ、筆者の方がついムキになる?)