空間距離 


空間距離

(色の分布)
上図は、カラーボックスの左(Y)面を見たものです。頂点の4つの色が相互に混じりあっています。
1、2点間の色は、(色元からの距離の逆比)になります。(例、黄色→緑、色元から遠い程色は薄くなります)
2、赤かと緑色は、左右で色が変化(グラデーション)しています。黄色と黒も同様上下に変化しています。
(なお中間は、灰色ではなく(無色)なので、背景色が見えたものです)
3、Y面の色は、右の2枚が重なったものです。
4、任意の2点間の色は、どこでも(色配分の規則)に従っています。
5、この立方体は均質はなので、色の変化は何処でも一様なので、→(位置の違い)はそのまま(色の違い)を表しています。

(空間距離) 
 新しい(座標表示)によれば、「2つの色の違いは、座標値の比較(空間寒距離)で容易に求められます。
(2点間の距離) は、2点の位置、
 P1=(R1、G1,B1)、P2=(R2、G2,B2) とすると、
 (P1)から(P2)への、「2点間の距離(D)」は、
 D=√{(R2−R1)+(G2−G1)+(B2−B1)}
  で、(←初等数学公式)与えられます。

(色の再現)
 古くは、絵画→印刷→写真‥など(カラーの画像情報)の保存・伝達に、色々な手法が使われ、これらの作業(保存・再生)に当っては、基本的に、常に(正しい(情報の伝達)が求められました、が、→実際には(色の違いを表す具体的な手立て ※)ありません。 再生画質に対する評価は、評論家の「キレイ」「好き」‥などの観念的な言葉だけで終わっていました。

※ これまで(色の三要素)とされた(色相・明度・彩度)は、夫々別物で(色比較の方法)にはなりません。(色相など数値根拠が全く無いもの色の違いとした)ものもあるが‥?)
 人の色感覚は(色調・色彩度の違い)を、明確に見分けます。(新色彩)では、色を立体的な座標で(正確に表現する)ことが可能になりました。 人の感覚(色調と色彩度)に合わせた(色の違い)を正しく表現し取り扱うことが出来ます。

(印刷・写真などの「再生品質」)
 カメラ・スキャナ等で捉えた(原画)は →様々な(加工を経て)→画面やプリントに(写し出され)ます。 これらの工程の中で、予期せぬ様々なものが入り込み、完成画像は(元の画像や狙った画像と)大きく異なってきます。
 これらの歪は、画素単位で(色調のズレ角度と色彩度の狂い)測れるので、サンプルポイントを選んでプロットすれば、「再生品質の分布図」になります。
 (私のプリンタでの「実験結果は散々?」‥なので数値は出せません、各自で試して下さい)