座標表示
これまでの説明(一寸バタつきましたが、オユルシを‥)で(新色空間の概要)は掴んで頂けた、と思うのですが‥。 これまでの(色の話)は全て(色全体を外から眺めた)ものでした。
新しい色空間は、中心から外に拡がるものなので、これからは(立体の中から外を見る)ような視点が必要です。 詳細な(観察・解析)をするためにも、正しい座標(軸の方向や目盛り‥)についても再確認をしましょう。
(新しい色空間)
カラーボックスを前に置いて下さい。下の黒位置の扉から立体の中に入って行きます。 目の前の階段を上がって中心位置に来ました、ここから四方を眺めることにします。
正面の上(天井)は(白色)です。下(床)は(空色)です。
右方向の 〃 (赤色) 。 〃 (青色) 。
左方向の 〃 (黄色) 。 〃 (緑色) 。
さらにこの場所には、直交する座標軸があります。
垂直で上向きが(L)軸、(L←0→−L)
左斜め向きが (M)軸、(M←0→−M)、
右斜め向きが (S)軸、(S←0→−S)です。
いま自分は、立体空間の中心で、座標基点(0.0.0)に居る‥
(このような、想像をして欲しいのです‥ )
(座標位置)
座標基点は(元色=無色)です。原色位置までの目盛りは全て(0〜1.0)です。
(L、M、S)軸は、→(R、G、B)軸と読み替えます(理由は昨日、色面で説明)。
同じく、(−R)は(C)、(−G)は(M)、(−B)は(Y)と読み替えます。
以上、全ての色の(座標位置)は、軸と座標目盛りの値で示されます。
(例えば、原色位置の値は次のようになります ← 一昨日の?図参照)
白色…RGB(1.0、1.0、1.0 )、赤色…RMY(1.0、1.0、1.0 )
緑色…GYC(1.0、1.0、1.0 )、青色…BCM(1.0、1.0、1.0 )
空色…CGB(1.0、1.0、1.0 )、茜色…MRB(1.0、1.0、1.0 )
黄色…YRG(1.0、1.0、1.0 )、黒色…CMY(1.0、1.0、1.0 )
元色…は、基点で(0,0,0)です。