色の表示 

 大変な災害(地震津波)が起こり、大変な被害が出ています。 被災された方々に心より(お悔やみ・お見舞い)を申し上げます。(筆者は、元地震の専門官←20年前)‥今の自分に何ができるか?‥(非力が悔やまれます)が‥やはり、 「健康に気をつけ、被災の整理・復旧に‥ガンバッテ!‥」と言う以外にありません 

512 (色の表示)

 (昨日)の「完全な混色法」によって(任意の色が容易に作り出せる)ことになりました。 そこで、具体的な効用(何んな色で、どの程度か?など‥)を、お見せしたかったのですが‥、 どうやら、これまでの色扱いは感覚(○○程度や××の感じ‥)だけで、 色の詳細を的確に示す(理工学的な基準は)全く無い様子です。

(8原色)
 立方体の8つの頂点は、夫々が独特の綺麗な色です。
 上面の4つ(白色、茜色、赤色、黄色)、下面にも4つ(黒色、青色、緑白色、空色)の色の頂点があります。
 頂点(原色)を結ぶ線(稜線)は、相互に色が、混じり合ったたように(距離配分)拡がっています。
 この(色の混合の様子)は、隣りの頂点だけでなく、全ての頂点に向かって成立しています。
 更に詳しく観察すると‥、任意の2点間で成立します。

(元色)
 立方体の中心では、全ての色が混じった(灰色)で(元色)と呼びます。
 元色は色の特徴を持たないので(無色)であり全色の背景色でもあります。
 従って(無色の中心)から立体放射状に色が拡がる(色彩度)と考えます

(基点と軸方向)にとします。
* 基点 -- 「全ての色が(灰色)を中心に拡がっている」ので、ここを基準点(0.0)とします。
* 軸方向 -- RGBデータは、直交しました(※)が、今回の色軸(白−黒、赤−空、緑−茜、青−黄)は、斜めなので(直交軸)にはなりません。そこで、色の要素(センサー感度→LMS)を(直交3軸に割り当てる)ことにします。
∴ 上の図面は(2011.1.11)のもので、(lms)軸と(rgb)軸による色立体を示しています。(l〜−l、m〜−m 、s〜−s )軸の記述が小さいので、注意して下さい)
∴ (l、m、s)軸は、図面では(R、G、B)軸で描かれています(後述の「色面と軸」参照)

(補色)
 原色だけでなく全ての色に、中心を対称点とした(補色)があります。(対称位置は、元のの座標位置の正負を全て反転します)。