色の立方体 


 新しい色立方体

 さて、これまでは(光の物理、目の構造‥など)を中心に話を進めてきました。これまで全く説明の無かった(色の原理)を(正しく理解して貰う)ためです。
 単に色を扱うだけに(ここまでの話が必要か?と、疑問の声もありました)。 シンドかったですか?‥(易しくした積りでしたが‥  ←筆者の力不足デス)。
 でもよく追いてきてくれました、(そんな人ほど収穫が大きかった)ことが、間もなく分かる筈です。これからは(色を見たまま、感じたまま)で、難しいコトはありません。
 サアー!、元気を出して始めましょう‥


(2)  色の立方体
 先日から製作をお願いしていた(カラーBox、←作りかけでもヨイ)を、目の前に出して下さい。(ナイ人は 講座を離れて下さい。(←話を聞くと貴方が混乱します、直ちにBox作りに掛かって下さい‥)
(デハ、再開しましょう)
 Boxを机上に出して下さい。(黒を下に、赤頂点がこちら向き ←今後、指定ナシならこの向きです)。

 では、Boxの確認から始めましょう。
* このBoxは、正六面体(正方形が6つの立方体)です。
 6つの正方形の面と、8つの頂点(直角3面で作られる)、12の稜線(面と面を繋ぐ)があります。

* 8つの頂点は、夫々色が異なります。相互の位置関係は決まっています(※)
  上面の頂点、(前から右回り) 赤色、黄色、白色、茜色(∴)
  下面の頂点、(前から右回り) 黒色、緑色、空色(∴)、青色
  8つの色は(原色)です。(相互の混色では作れない独立した色‥?)です。

※ この立方体は、直交3軸で構成されていますが、1軸の正負が反転したものがあります

∴(本講に限って表現文字数の都合で)マゼンタを(茜色)、シアンを(空色)と使います。

* 稜線 - 2つの頂点を結ぶ稜線は、(2色が相互に染み出したよう)になり配分比率は距離の逆比になっています。(←線や面に限らず任意の2点の間で、このような関係になっています。 ←元データのRGB値で確認を)

* 6面 - 正方形の角は4種の原色です。面内は4角の色が染み出たように、相互に混じり合っています。