補色は待受け画面  


補色は待受け画面

(補色は実在しない)
 補色の実験では、入力光を止めたから(通常は裏で働く)補色の形が見えましたが、元々(データ処理の都合)で出たもので、実在の(色)ではありません。 いつも表の色に隠れて正体を見せない影の色だったのです。

(輪郭線)
 机の下や箱の中で陰の暗い部分を覗いて見ると、弱い色影が(黒バックで)反転して見えることがあります。 (分かり難い‥?)なら、そのままで、明るい方の物の形を注視して下さい。縁取りの暗い側に何やらチラチラ‥(輪郭線)が見え隠れしています。
 絵の具だけで絵を描いても(全く締まりません)が、鉛筆で輪郭線を入れるとグッーと引き立って見違えます?。 近景・人物を切り抜いて貼った(輪郭の無い)合成画は不自然です。

(補色は待ち受け画像)
 人は常に辺りの様子を「動画」で眺めています。動画は、前の画面と新画面の変更部分(差分情報)を送り続けて成り立っています。
 物の形を見るとき、裏に必ず影の絵柄(補色)が存在して、この形が何時も見え隠れして輪郭線を作ります。
 目が、新画面を受けて(差分)を作るために、待ち受け用に(旧画面の反転画像)を準備します。これが(補色)の原因だったです。

(合成光とスペクトル光)
 太陽光の分光分布図(参照 1.08)では、黄色の光の幅は狭く、(一般の黄色)は(赤と緑色光の合成)のようです(同様、シアンは緑と青)。
 なお(Naランプ)は(黄色のスペクトル)のみ)で、波長で見ればこちらの方が(純粋黄色)です。 
 これらは、(色の純度 ←光の帯域幅)として予講などでも触れてきました(1.23)。
 が、従来からの「光線や色彩感覚」に当て嵌まらない新技術(レーザー技術、、高輝度放電ランプ、可視域外光線‥)分野が急速に拡がりつつあります。