変換テーブル 


  変換テーブル

(色変換テーブル)
 この色立方体は、センサーデータを色に変換する(テーブル)なのです。
 桿体や錐体からのセンサー出力(データ)は、(色ではなく)色を構成(指定)するための(要素←ベクトル)だったのです。 夫々の要素は色の指定に大きく関係(←特性による)しますが‥、(色の決定)は、この(テーブル)に集められた(全データ)によるのです。
 テーブルの色は、一様な変化で特別な癖や段差はありません。が、光の強度については、データで既に対数圧縮がされていました。

(色と光強度の対応)
(光の強度と色)の関係を図に示しました。 赤い実線が光の強度で(1.0)を基準に(2倍、4倍‥1/2、1/4‥)相対比です。(光のレベル範囲は、上(右へ)大きく広がり、(下へは一定レベル(ここでは0)に近付いて、より下には下がらない)のです。 (±3LV)範囲の色の変化が図示されています。

(負数の色)
 図の左半分は、0〜−3LVの範囲です。
データ値が1→0に近づくと補色が見えてきます(光が弱いのでそれ程強くはなりません)。
 レベルで(1.0)の灰色(元色)付近では(色が急に反転)し(強度も急に変化)しています。
 一定値(ここではレベル0)以下の入力データ、は全く見ない(黒色で固定)ことが分かります。

(補色が見える)
 この図を見て、→(驚いて下さい!)。
(赤色)と思って集めた光が、他の場所のレベルによっては(シアン)に、(同様、緑は→マゼンタ、青は→黄色(イエロー)に)見えるのです。 (これが、補色の正体なのです)