色の発生 


  色の発生 (補色並び)

 これまでの検討で、(明暗や図形)は光の状態を目を通して観察し、頭脳が解析し、その結果を報告してきたものでした。
これから(色)がどのように感知され、光がどのように整理し組立てられたのか?‥を考えて見ます。
 ここではまず(カラー写真)が大きなヒントになります。 3種の色素層を通った(色光の組み合わせ)で、色んな色が表現されます。(←つい3原色に戻りそうですが‥ )
(我々は、眼の構造と・光の解析手法を既に学んできました。(冷静に「色を見せる光の状態」を観察することにしましょう。

403   補色と反対色  (補色の図)

(補色)
 日の丸を暫く見詰めて、急に旗を除ける(または目を逸らす‥)と、反対色の、薄い丸い色模様が見えます。
  赤色と空色、青と黄色、緑と赤紫(茜)(←原色で試すとよく見えます)。‥など(混ぜると灰色)になる色の組み合わせを(補色)と言います。 実は全ての色に補色の組合せがあるので、補色は(=反対色)とも言います。
 (ハッキリしておきましょう)
 全ての色に補色があり、自分から見て(座標中心=灰色)を越えた向こう側の対照の位置の色が補色です。
 従来の色彩は、白黒を無視しますが、白色と黒色は当然(補色の関係)です。また(全ての色の中心)なのに(白黒を無視)するのもオカシナ話ですネ。