動画のデータ 


  動画のデータ

 映画の原形発明は(エジソン)らしいですが、日本で本式に拡がったのは、昭和になってからのようです。
 映画は、1秒間に20枚以上の写真を見せて、画面の人物などを動かします。 昔の映写機は大きなフィルムリールを廻して写していました。
 現在のビデオ(テープ・ディスク)になっても(動画の莫大な情報量)の基本は変わっていません。 こんな(トテツもない情報量)を扱いきれる筈がナイ‥ (‥と筆者も必死に考え、悩み抜きました←正直にネ‥)。
 自然は「この難問をものの見事に解決」してくれました(実に偉大な神様です‥?)←筆者は無神論者だが?‥ 本当にオドロキマシタ!‥ (勿体はこれ位で)

 (映画・ビデオの動画)
 映画やビデオはご存知のとおり、「1秒間に30枚程度の静止画像(写真)を連続的に見せて、画面が動いたように見せる」ものです。
 時間的に連続して動く画像を(動画)と言いますが、動画は実に、莫大な手間と・情報量が要るものです。

 (人の目の動画)
 我々が日常に物を見るとき、辺りの景色(画像)を順次送るように眺めます。 映画のように、一枚毎に正確に画面(景色)を映し出して確認してはいません。 (ボンヤリした画面も連続して)見ていると(精密な画像が動いている)ように見えるのです。

 既に原画が出来ているとして、画像の中の人物の手足だけを動かせば、その人が手足を動かしたように見えます。 口だけパクパクさせて、弁士が話したのが(トーキー)だったのです。
我々の動画は(動きながら次第に変わる画面)を基本としています。変化した部分だけを修正して行けば、(画面全体が動く)ように見えるのです。

 (動画による情報の省略)
 人の目の動画と映画の動画は、基本的な構造が、全く違っていたのです。
 ムービー編集をする人はご存知ですが、一つのカット内では(よく似た画像)が連続的に並んでいて殆ど変化しません。
 同じような画像が並ぶなら、一枚づつ始めから描くより、前の画面を修正する(差分)方が手間が少なく早く出来上がります。

 仮に(1秒間に30枚)の動画だとして、視野範囲を左か右に半分も動かすと(追い切れない程です) ←新画面は横にずれた(1/2画面)だけです。(30枚の画像を描くところを、1/2画面の修正で済むのだから、60倍も手間が短縮されることになります)。