2月から色(視覚から)のはなし 


 2月から「色の話(視覚から‥)を始めます

 色に関する最小限の物理を!‥採り上げてきました、僅かでしたが一応置くことにしましょう。
 物理の話をすると(色彩は心理学だ)と反発する人がいます。色や形やそれらが惹起こす感覚などすべて頭脳の作用なので、色彩の範囲を広く考えると「色彩は心理学」が正しいのです。
 視覚は光の状態を(観測)して、データを頭脳に送ります(通信)、頭脳はこれを組み立てます(天気図)、正確な広範囲の解析から、新しい予測が出来ます(予報)、過去の蓄積データとの対比から危険や回避措置が(注・警報)採られます。(気象台の作業と対比です)
 筆者が採り上げる視覚の範囲は、もともと(色彩画面の認識)までで、「心理」を言う人と狙う範囲が違っているようです。
 困るのは、物理に頭から反発し(心理に逃げる人達です)。中抜きで→とたんに(不明の結論)を出していては、何も解決しません。 物理は順序を追えば分かるものです。今すぐに答えは出なくても、そのうちに解決の道が開けます。
 新しいことは、一つひとつと積み上げて検証しながら進めるのです、推論が違ったかナ?と思うときは、素直に引き返し見直す度量が必要です、決して誤りをゴリ押ししないことです。

 私の「新しい色彩学」は、従来の常識とは違います。しかし決して(突飛なことの押し付け)ではありません。従来の色彩学とは異なる(理学の知見や法則を)当て嵌めて見たものです。そこからの疑問を提起し、解決の仕方を提案しているのです。
 私が手掛けた範囲は、色彩学のほんの入り口にしか過ぎません。これまでの検証とこれからの開拓は皆さんにお願いをする次第です。

 (筆者の気持ちばかりが先行し、ついついハイペースになってしまいました。予定のように二月から(視覚の話から‥)を始める事にします。本月は後僅かですが、これまでの話は充分呑み込んでおいてくださいネ‥。
 それから新しい人へ、これまでの話は昨年の講義の補完だったので、話が繋がらなかった人が多いと思います。これからの「色の話」について(出来るだけ順序立てする)つもりですが、やはり概略が掴めている方が理解しよいと思うので(内容は雑駁ですが)是非目を通しておいて下さい。

 また講座に対する疑問や希望は、直接筆者宛にメールでお願いします。
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