フィルター効果


減法混色はナイ「フィルターの効果」だ

 (減法混色の実験)を水性絵の具で行ったとき、光源の反対(影)側からでは、(絵の具)フィルターを通過した光の映像を見ています(←カラーフィルターの実験)。
 前方から見た(反射)映像と後方の(透過)映像とは、殆ど同じような(色・図柄)です。
 後方の光のレベル測定では、(フィルター層の減衰量)がハッキリ観測(確認・測定)できます。
 不十分な設備・実験でしたが、一応の結果(※)は得られました。(参照:2010.2.9or&3.7)

※ (減法混色)という現象はナイ。既出の色配置・図柄は(色フィルターの効果)によるものです。

 今では多くの本で、減法混色の図柄が(3円からセロハン)に変えられています。
 (なお、市販のセロハンは赤緑青黄の4色のみでした。
  (シアン・マゼンタ)絵の具を注文して入手したが、実験用としては使えなかった

※ 実際の色材料の性能は理想とは程遠いものです。(分光分布図 2010.3.16)を再掲します.
 赤: 長波長側に大きな帯域を持って独立した色
 マゼンタ:赤と殆ど変わらず、少し青の色付けした?
 シアン:シアンの色帯域は殆ど無く、緑と青色の2色の合成?のようです
 黄色: 黄色も波長帯域は殆ど無く、赤と緑色の2色の合成?のようです
 緑色:シアン色から青色を取り去った?(黄色を混ぜた?)
 青色:シアン色から緑色を取り去った?(光が残らず殆ど黒に近い?)