波長で色はきまらない 

1.3 波長で色は決まらない 

 (ニュートン)の分光実験から、色の元は(色)光であり「波長で色が決まる」と考えられてきました。いまでも初級者用の色の説明(分光分布・色の反射係数など‥)に使われています。
 しかし、波長と色を対応させて並べると直線状に左右に広がってしまい、後に出てくる(三原色の混合や色相環など‥)色の連続(緑空青紫←→茜赤黄緑)が説明出来なくなるのです。
 掲載の図面では、(可視光線波長帯域)を(長・中・短)の3帯域に分けています。
 (←次の3原色の伏線でしょうか?)(即これを(赤・緑・青)色に割り振った説明もあります)。
 太陽光は多くの(単一色光)の集まりで、その内の(3つの色光の組合わせ)で全ての色が作られる(←3原色が色の基本)とされています。 
※ 以上(波長と色)の対応は図に見られる通りなので「波長で色が決まる」と思いがちですが、「色と波長が直接対応している」は誤りです。
(頭脳が波長測定した結果を色で示した)が正しく、原因と結果が反転しています。