表示法で見方が変わる 

表示法で見方が変わる

 光の表示法

 今日の話は(波長と周波数の関係)ですが(予講、2月24を参照)に掲載ズミなので、ちょっと横道に外れて(肩振り←小会話)タイムです。
 このような(数値換算や%表示など)では計算尺が便利です。一度の操作だけで一々計算しなくても、元の数値(引数という)を見れば、答えの数値が全部その場に対応して並んでいます。
 学校を離れた実生活では、何事もまず概算で目ッコを付けることが大切です(ン十年を振り返って、3桁より大きな計算は全く必要なかった)。「乗除・指数・三角‥」計算をする人にはオススメです。(筆者は、算盤は下手ッチョで逃げ廻っていたが、こちら(回転式)は常に携帯していた)
今でも有るのかナーと探したが、「それは一体何ですか?‥」(超大手の事務文具専門店)。 ヤレヤレここらで、ミジップ!(Midship←舵を中立に戻して進もう)

 太陽光のエネルギー輻射は広い範囲でほぼ一定です。しかし(中段の二図)とも右下がりのカーブ(減衰率型)です。これは光のレベル表示には(帯域幅)を含めた表示が要るのに(単なる波長並び)にしたためです。
 光のエネルギーは、基本的に(帯域幅)を持つものです。「一定周波数幅の中の波のエネルギーです」 自然光に単一波は無いの(レーザーは特殊)です。←(色彩関係者はここが理解出来ないらしい?‥ワカットル? ‥大変失礼しました)

1、大抵の光学機器は、一定波長幅(例、測色計5nm)の光を測って、そのまま波長表示をするので、図のように右肩下がりになります。 「波長を周波数に換算して、さらに指数表示」にしないと(正しいレベル表示)は出来ないのです。

2、第3図(中)のように、「周波数目盛り・指数表示」にすると、エネルギーレベルの一定は、(緑線)のようになるのです。

3、右の図は(上側が波長目盛り、一番下のスケールが周波数目盛です)波長表示では、青色側がかなり(1/2に)詰め込まれていたことが判ります。

4、赤と青の左右が反転しましたが(波長は周波数と逆比)のためです、光は(電磁)波なのだから(波数が少ない赤色側が左)の方が自然です。(赤橙黄緑‥の方がゴロがよい)