光の発生


光の発生


 色を作り出す元は「光」なので「光の物理」は欠かせません。物理も(本質を正しく掴めればよい)ので「完全に解いて全部計算」なんて考えると(出来っコない)大変難しくなります。

(光の発生)
 「光は電磁波」の話になると必ず(矢羽根のサインウエーブ)が出てきますが、あれは無線通信用の電波の話です。色に関しては(今暫く忘れる)ことにしましょう。←(恐らく最後までイラナイと思う)。

(1)「誘導」
 電気を起こして物に近づけると向こう側に反対の電気が起こります(静電誘導)(文具の下敷きで紙切れや髪を引っ張って遊んだネ)。 磁石の場合も向こうが鉄なら反応します。
 このように電気・磁気・力などは相互に反応し合うのですが、その変動が広がってゆくのが電波です。
 池に石を投げ込むと(叱られる)波が広がります、これと同じように電気などで起こった波の広がりが「電磁波」です。

(2)「原子」の発光
 物質の元(最小単位)は分子で、その分子は原子を組立てて出来ています。
 原子核の周りを複数個の電子が廻っています。電子には決められた軌道があって、通常はそこを(衛星のように)飛んでいます。
 外からエネルギーが加わると(力がかかる、熱せられる、他の電子が飛び込んでくる‥など)軌道が狂います(エネルギーレベルによって何段かの軌道があります)。
 いま外からの電子が猛スピードで通過したとすると、元の電子は跳ね飛ばされてハイレベル軌道を周回始めます(エネルギ−を貰った)。
 周回軌道がちょうど波長の整数倍のとき、共振で発光します。発光でエネルギーが減ると遅くなり、波長が長く(整数倍の数が小さくなり)周波数は下ります。
 力が減って、その軌道に留まれなくなると軌道を変えて(下のレベルで)同様に発光します。 
 光は全体としては、継続して色んな波長の光を出すように見えますが、光の元の原子夫々はごく小さい光を出すだけ(周波数は上から下へ、途切れ途切れに明滅し、ごく短時間で消滅している)です。
 (詳しくは、物理学の→光の粒子性・光量子・光子‥などを参照して下さい)
 (難シイ人、途中は読み飛ばして(とは急いで読むことヨ)最後だけはシッカリと