中間混色


308中間混色

 私たちは生活の中で多くの色を利用していますが、必要な色を得る(色材料は限られる)ため(混色)の手法が欠かせません。

1、(色料の混合) 新しい色を得るために、2つの(変質しない)色材を選んで混合します。 糸の織目や印刷の網目など‥(目の分解能を超えた)細かい模様が混合色に見える方式で「(並置)中間混色」と呼ばれます。
2、時間を細かく区切って混合に見せかける手法「回転混色・継時加法混色」もあります。
 いずれも(元の色は変わらず、新しい色は2色の中間にあり(頭脳コンピュータによる合成)と考えられます。

 従来からの減法混色(今回否定された)では「2色の混合は可能だが、3色以上は濁るので不可能」が原則でした。{特定の条件(色はCMY・光はRGB・の組合せで同一彩度)に限られる}
 色が必要な場合(実際的な混色法は全く無く)、色作りはすべて職人・芸人の経験・カンに頼っていました。

 新色彩学は、全色による色空間(立方体)を構成し(混合は2色の中間・色料の配分比)と、画期的な手法で混色問題を完全解決しています。