電磁波と可視光線 


電磁波と可視光線

 今日の掲載図面は「電磁波と可視光線」の図です。これから(この図の間違い探し)をして貰うのですが 私が本図を選んだ理由をまづ説明をして置きます。

 (光があってはじめて色がある、光のの正体は電磁波だった)今では誰もが知っている、と思っていましたが‥、色に関する手持ちの書籍(約20冊)を調べたところ、約半数の書籍は(該当項目がなく)この話に全く触れていません。
 電磁波の周波数が(色に関わる最大の要因)なのに(気付かない・分からない?)のか‥。 いつのまにか三原色が存在して、それを組み合わせた色が使われています。
 数冊に図面がありましたが、どれも簡略で本図が一番(まじめに詳しく取上げて)いたからです。 従って色彩関係の全ての人が、以後に述べる(誤りを見過ごした)と思われます。

1、日本では電波について「電波法]、(世界的には国際電気通信条約)で規定されています。「電波とは300万メガヘルツ(赤外線の中ほどまで)の電(磁)波をいう」というのだから、たとえ光でも電波としての話なら(ヘルツ表示)が正しいのです。 (このことは小さい、問題にしているのではありません。←筆者のプロフィル説明です、(元)国際通信用の第一級無線通信士・甲種船舶通信士でした)

2、可視光線の限界(380nm・780nm付近)は、「青紫および赤紫だが、暗くて観測出来ない」が正しい筈です。(ワザと範囲を示した)ようですが、ややサービス過剰です。

3、下の波長軸の表示目盛りは、10進の指数表示方式です(広い範囲の表示法で適切です)。
 しかしこの可視光線の範囲を、上に拡大表示した積りが{、目盛りの表示方法が、単純な数値並び(380→780)右肩下がりに}変わっています。 (指数表示にして、レベルが横に並ぶように‥が正しい)

 光の世界では、すべてが「波長表示」になっています。 グラフなどの表示では、目的に合わせて最適なものを選ぶべきです。レベル表示に関して、単純な波長並び」は誤りです←(詳細は後述します、本論で)。
 (波長と周波数)は物理的な次元では同じものですが、表示方法の選択で、表現内容が変わります、(このとき数値換算を誤るなどは論外です)
(電磁波(無線通信)の世界では殆ど(アンテナ・超高周波以外は)が周波数表示(ヘルツ)です(表示・整理や物性の研究・解析などに利便が多いからです)
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