電波は周波数で考えよう
光の世界は、全て波長表示ですが、表示法一つでも物の見え方が違ってきます。
「波長と周波数の関係は(c=fλ)だから(fとλのどちらを使っても同じ)と思われるようです。この式を(f=c/λ)と書き替えると(fとλは逆比の関係)であることがハッキリします。
(波長と周波数の対応)
可視光線の範囲を少し計算しておきましょう(2つを掛ける(×)と30万だから探しやすい)
375nm→800テラHz 青紫から、紫外線域へ
400nm→750テラ 青色
500nm→600テラ 緑色からシアン
600nm→500テラ 赤色から黄色
750nm→400テラ 茜色から、赤外線域へ
(余談ですが‥、オーディオ(音声)にも30万(規)則がありました。 電話機の声など(下限100Hzと上限3千ヘルツなど‥、掛けて30万なら、破綻無く音が纏まります。)
(周波数・指数表示)
図面は(太陽のエネルギー放射)です。(広い範囲でほぼ一定の筈が)右肩下がりになっています(左端の急峻な落ちはガス吸収のため、今回は触れない)。
これは表示の仕方が不適切なためで、(周波数・指数並び)に変更すると、緑から赤の高さがほぼ一定になります。(右側の赤い方ほど軸の目盛幅が狭くなるので赤色部分を高くする)
光の強さ(エネルギーまたはレベルなど)の表示は(周波数で扱って指数並びの表示)が正しいのです。
(周波数と帯域幅)
一般の光では「(厳密な意味での)単一光(周波数)はありません。(色んな周波数が集ってはじめて力になるのです。(レーザー光は単一光で特異なものす)。
○○HZ(または○○nm)の光と言っても、一定の値ではなく(その付近の帯域幅)の光全部をいうのです。
帯域幅を一定値に決めると、周波数によって実効的な力・価値が変わります、「中心周波数に対するある比率の周波数幅(位相の問題です)」と考えて下さい。
(例えば10ヘルツの近傍を9〜11ヘルツと考えると、1ヘルツの近傍は(0〜2ではなく、0.9〜1.1ヘルツになります)
(現在の測色計は、一定幅(5nm)の表示で、光の強度(エネルギー)ではありません←要注意)。