ゼロと+−


0と+−

 「人は考える葦だ‥(ロダン?)が言ったとか‥」。 エライ人は観念的に答えを先に出しておいて、後から理屈をつけるのではないかと、勘繰りたくなります。(イヤハヤまたまた叱ラレソウ‥)
 私は、自分では頭が良いとは思っていません、だから(難しいこと分からないことは余り深く考えない)ことにしています。
 分かったことは、内容よりも(ああしてどうすりゃこうなったか‥)手順を整理して憶えます。
 分からないことは(どこまで判って、何処からどのように判らないか)を記憶しておきます。
 新しいことに出遭ったとき、新知識を得たときなどに、これらを思い返すと、うまく繋がって新しく謎が解けることがよくあります。

 複雑そうに見える一般の現象も、基本の原理は(案外簡単)なことが多いようです。
微分方程式微積分の解は実にスッキリしています)真理は意外な所に隠れています。(←それを見抜く力があるかどうか‥ということらしいです)

 世の中の物や現象には、大抵プラス(+)とマイナス(−)があります。
 バッテリーの+−、原子核の+と−の電子、家庭の電気は(交流にも)みなプラスマイナスの世界です。 地球の南北、磁石・地磁気のNSは逆極性です。男と女、右と左、空と海(高度の±)、熱い冷たい、長い短い、速い遅いなど度量衡は当然+−でした。時間は逆行出来ないが(−)側を考えることは出来ます。

 色の世界も、三原色だ‥CMYだ‥と、張り合っていましたが、「R−C、G−M、B−Y、W−K」と (+0−)の世界で考えると、実にスッキリするのです(新色彩は、簡単明瞭(殆ど暗算が可能です)。