音に習おう 

音に習おう

 高校生に成り立ての頃です(市丸姐さんと自分の声を)オッシロスコープで観察して余りの違いに驚きました。 同じ音程(波長)の音なのに、見て・聞いてこんなに違うとは‥ (今になって、「音色」とはよく言ったものです)。
 筆者は楽器はテンデ駄目な方なので‥(以下の説明が下手ならゴメンナサイ)

弦楽器の方はよくご存知のことと思いますが
 かりに今、ピアノで下の(ド)音を鳴らすと、オクターブ上の・さらに上の(ド)音も、‥ 弦が小さく響いて鳴っています。
{これは下の(ド)音は、基本の音と一緒に,何倍もの(X2,X3,‥)調波の音とが重なって出ているので、上の調波の(ド)音と、上の(ド)音用の短い弦が共振して鳴ったのです}。

 笛やラッパなど管楽器の人も、管の長さ(共振)で音が変わること、また口元を詰めたり外したりして音を変えることが出来ます(尺八は首振り3年とか‥?)
これらの楽器も種類によって、調波の分布が異なり音色が決まってくるものです。

 楽器には夫々独特の音色があり個性を持っています。自然の音にはみな音色(良い・悪いはある)があります、(音色の無い音は試験用に人工で作りますが面白くない)。
 自然の(波)は純粋な形で居ることは有りません。常に何らかの力や影響を受けて変形するので、その形に応じた調波を発生し、その分布を一緒に持っています。
 このような「調波の分布が(音)色を決める」ことを覚えておいて下さい