明暗と白黒  

明暗と白黒
 これまでの色彩学は、「白黒の取扱い放棄」という大きな誤りを犯しました。 未だにこの辺り(白黒・明暗・光の種類)が(整理・解決)されていないから、混迷から抜け出せないでいます。
 筆者は、、夜の目が明暗(形や質感など)を受け持っており、(昼の目)が白黒や色を判断し、明暗情報に重ねて利用していると考えます。

(白黒は色情報←錐体)
 昼間光があるとき、昼の目で(他の色と同様、組合せの白黒情報)が作られます、さらに明暗の情報と重ねられ、チェックを受けて処理されて行きます。
(明暗情報←桿体)
 「明暗」は、元々は光の有無、光量の調節が主な役目だったが、画像の形や色の判断、基点の設定など、次第に複雑になったと思われます。
 (筆者は、この桿体は「情報収集のために従来とは全く違った光の集め方」をしていると考えています ← (複雑な内容です、夜の目の動作として後に詳述します)。

(明暗と白黒)
 (光が強いと明るい→弱くなると暗くなる)と普通には考えますが‥。
 光の種類によって(蛍光灯・ナトリューム灯)明るさや色の感じは大きく異なります。
1、ネオンサインや蛍光色は、色は強くないのになんだかキツイですね。
  誘蛾灯や殺菌灯は彼らにとってはメッチャ明るくきつい光の筈です。
  光が明るく見えな(暗)くても、赤外線や紫外線の写真は写ります。
2、(白黒)は可視光線があり、他の色(カラー)が存在するときに限られます。
3、明暗は、桿体が感知した光線の強弱です(桿体の感度域はこれからの課題です) これら、光の種類や強弱・白黒と明暗などの関係をゴッチャにしないことが大切ですね。