白黒の不思議 

 白黒の不思議
 現行色彩学の「色扱いの流れ」を、超スピードで飛ばしました。もうお気付きと思いますが、「これまでの色彩学は(白・黒)の扱いを避けて」きたようです。
 目前の現象を「無視」したり「曲解」の押し付けでは、何も解決しません。関連する多くの現象を集め、素直に解析をし、整理をして規則を見出し・応用を試みる。元に返って反省・検討して再挑戦を‥ それが科学です。(横着な近道なんてないヨ)
(少々極端な言い方ですが、筆者には「色彩学(色の基本)は、ニュートンの時代から何も発達していない」ように思えるのです←(チョット言い過ぎかな?オコラレソウ)。

 昨日の図で示したように、三原色の考え方は
1、プリズムで分解した色の中に白黒は有りません。
2、赤・青・緑の三色光を合わせると白が出来ます。
3、色料は特定の色光を跳ね返して(他の色を吸収する)
4、色料を重ねるほど、光が無くなって暗くなる
5、三色料を重ねると、光が無くなり黒になる
 ということですが、「明るさや色を示す一定の物(色料)や現象(色光)がある」という考え方は、筆者は納得し難いのです。

1、色の光があるとして、暗い所から光を強めると次第に色がハッキリするが  →ある程度以上では色が無くなってくる(光が強いほど色が無い→白くなる)
2、昼間の木陰や物陰は黒い、夜の照明でも脇は黒い(実際のその場所へ行くと暗くない(他の場所のほうが暗い)。←明るいものがあるとき、対比で黒く見えている。
3、夜の景色は、電球だけが見える。照らされた周辺りの景色は(少し離れた所から)全く見えない、むしろ夜空の方がよく見える(筆者は、夜の目と昼の目があると考える)
3、月や星は周りが明るくなって見えなくなる。←星が黒くなって見えないのではない。

(貴方にはどう見えるでしょうか?‥筆者の見当違いでしょうか?‥タメシテミテ)