混色が間違いの元 

「混色」が間違いのもと

 「混色」は
 2つ(以上)の色を混ぜ合わせることですが、(色)は体や脳に発生する(感覚)だから、外から(調整や操作)が出来るものではありません。
 「色光」は
 色感覚を呼び起こす光、そのような光の状態を創り出す物質材料が「色料」です。
 「混合」というのは、
 2つの物がその性質を保ったまま、混じり合っていることです。内容が変わるばあいは(変質・変光)です。
 「色光の混色」は
 、2つの光を重ねて照射することのようです。2つの光を同時に見ると色が変わります(物理的には2つの波の合計です、光のレベルが上がり(必ず明るくなり)別の色に見えます 混乱の元になるので「光の重畳(または合成)による色変化」とハッキリさせましょう。
 中間混色(時間・面積)も
 
加法混色ですが、これも同様「光の(時間・空間的な配分)による色変化」です。
 2つの光を重ねた場合の合成出力は(単純な加算)でなく(ベクトル計算)で求めます。{反対側に進む場合も減算とは言わず(方向が反転したベクトルの加算)です}。
 「物や現象の加算」 2つ以上の物があるとき、足し合わせる(加算)はあっても、物から物を引く(減算←消える)ことはありません。また「減算」では計算順序の指定(A−BとB−Aでは答えが違う)が要ります。

 {以上は(色の加・減算の間違い)を挙げるのが目的ではありません、(当てこすりやその場凌ぎ)をしないで(正しい見方や技術)を身に着けて欲しいからです}