赤と緑の航海灯

赤と緑の航海灯

今日の写真は小型船の航海灯です。図のように船の前方の一定の範囲から見えるようになっています。
2隻の船が横切り関係のとき、相手の灯火の見える方向が一定で変わらない時は(衝突の危険)があります。 このようなとき、(緑)の灯火が見える船はそのまま進みますが、(赤)が見える船は(減速または右に転把)することになっています。 (この規則だけで全部オーライなのです‥試してみてチョ)
 さて 本論は、
 この航海灯を針路前方(正確に0度)位置から見ると、赤と緑の光を同時に見ることができます。
このときの光は黄色というより(白と黄色の混合で)明るく輝きます、黄色の色とは明らかに光のレベルが違います。(色光の加法混色では)、明るさの変化を無視して単に(黄色)と言うだけです)
 色料の混合では、 理想的な色材料(CMY)が存在しない(黄色はマシだが、シアン・マゼンタは色が悪い)ため、例示のような色は出せません(灰色になるため、印刷では黒色が必須うです)。
 色料(絵の具など)の混合の場合(例えば赤と緑では、黒にはならず、黄色にはほど遠い暗い灰色になる),
 減法混色で例示されるような色関係は実際には出来ません。(減法混色は誤り←後述します)