ミラクルパレット 


ラクルパレット
 昨日の(カラー6面)は、全ての色を容易に創り出せる、混色用の秘密兵器(ミラクルパレット)だったのです。(予定が狂ったが、色彩利用者向けに大サービス)

1、各面(6)の四隅は、立方体の頂点(8つの原色)のうちの4色の組合せです。
  (赤ー空・緑ー茜・青ー黄・白ー黒、の反対色が同時に居ることはありません)
2、面内の色は、四隅(3色でもよい)の色の混合です。つまり上の4色は、自由に混合可能な色の組合せです。
3、したがって、この6面のパレットで、混合可能な全て色を創り出すことが出来ます。(ここまでの色を「純色」とします)
4、指定の組合せ以外の色を入れると色が灰色に濁ります。(濁りの入った色は「濁色」です)
5、全ての色の混合は灰色で「元色」と呼びます。
6、自然の色にはある程度の濁りがあります(全ての色は、純色と元色の混合で創り出すことが出来ます)。

 3色鉛筆とか三色印刷(用紙の白と黒インクとで5色)というが、元々ムリな話なのです。絵の具・ペンキなど色(料)の基本は「8原色+1元色(背景)」だったのです。
(昔の話、白黒写真に水彩絵の具を塗って天然色写真を作りましたネ‥Hi)