光り子の挙動
光り子の挙動 物理、光り子
サテいよいよ「センサー感度の話」をしたいのですが・・「光の分布」←(光子の働きについて、再説明をします。
(光子の働き)
光の分布が(色感度の要因)ですが、この分布を作る要因は、光子〔光りを細分化した素子)自身の波長特性と波長分布状況によるのです。
「光の波の波長が変化し→色温度を作り→この分布傾斜が→色として感知される」のです〔7月19〜30日参照)。
(光り子は一瞬光るダケ)
光り子は、光の素で光りを細分したものです。 だから上の「色温度分布図」曲線を、一定数(←例えば100)で分割した強度分布(変化)をするのです。
光り子は(200nm=15百万Thz)で発生するが→夫々のピーク向かって成長し→その後は、周辺の温度に向かって放射を続けて次第に弱って行きます。
このときの光り子の(発生→成長→ピーク→減衰→消滅)は、まさに一瞬で(時間は要らない、だから点滅回数ダケ・・)と(一応)考えて下さい。
一応と言ったのは、光り子には種類があって、急速に成長して早くに萎むのや、ゆっくり成長するのがあるからです。
←だから色温度曲線は、光り子の(発生→成長→減衰)の変化図であり、光の波長強度の図でもあるのです。
(光り子を1点で表す)
光り子夫々の、波長別の強度は違いますが(どれも200→ピークへ向かい→赤外域へ収束する)への分布帯域を持っています。
だから、夫々の光り子を(ピーク位置の1点表示)にします。 ←(波長域は全域なので、グラフは(横に拡がり)すべてが重なると真っ黒になる)
したがって光の場合、波長分布図は光子(粒)の分布図のことで、光り強度の図ではナイのです、
←(ある波長で、光り粒の分布が無くても、他所の光の裾野が拡がっているのです)
(色温度と輻射)
上の「色温度と波長分布の図」をよく見て下さい。 これは光源の物質が熱せられて、温度が上昇するときの電磁輻射(光り)の強さの図でした。
2千度程度での輻射は弱いが、温度の上昇によって急速に輻射が強くなります。温度上昇によって、以前の輻射状態の上に重なって(乗り越えて)強くなったのです。
つまり、温度上昇分に合わせて、新たな輻射が付加されるのです。〔色温度が上がったとき、分布の形が変化と考えず、高温部分が付け加わった、と考えるのです)
(光りの減衰)
高温の色温度を持つ(青色側)の光りは、エネルギーの大きい短波長(青色側)側から順次(散乱や屈折などは、青色側ほど顕著)減衰して→ 長波長(赤色)側の分布が残ります。
つまり、色温度(エネルギーレベル)の高い所から順次。吸収や消滅して →(エネルギーレベル)が下がって行くのです。
(光りの粒)
詳細に光りを観察すると、多くの波が塊って(光りの粒)が飛ぶように見える(ウイルソンの霧箱)ようです。
だから光源の温度に見合った波長分布をした「光の粒」が飛んできた(伝わった)と考えましょう。
光の雨量計(センサー感度)で、光の粒数を計測したのでしたネ