四軸八色
四軸八色 四軸八色
(色の実際配置)
旧色彩は、「色相環の色配置および色の3属性が云々・・」と説明しましたが、全て感覚表現で(数理的な〕解析に耐えるモノはありませんでした。
「単一光・三原色・6色相環・(白黒)立体化・(双円錐)・・と進んで、現在の(マンセル、PCCS)など)イビツな色立体も・・、結局(筆者の色立方体)へ近付いてきています。
←(色差・隣接方向・色環・色度・彩度・・などを考慮すると(これ以外にはナイと)必然的に出来上る配置です
「四軸八色の立方体](色の配置や軸の構成など・・)について(これまでに何度も触れてきました)。 (筆者がこの図に拘るのは)「色の実態配置・・」言う事実を重視するからです。
(色の階調)
(第4図)は、色軸を立てて、カラーBoxを切断した展開図です。 グラフの横方向は波長に対応する色並びで、軸の高さはその点の色度を表しています。
色軸は(白−黒)(黄−青)(茜−緑)(空−赤)、の(4本)があり、四種類の色階調があります。
(色度を求める)
(4図A 上) の並びは、白黒(軸)階調の図面です。或る色の(白−黒度)を求めましょう。
各色の座標軸は(L−C)(M−N)(S−Y) ←(以前 RGBCMY軸としていた)
或る色の座標値(色名)が、(L9、M7、S5)として
(白黒度)は(9+7+5)/3=21/3=7 です
〃 の、他の色度を求めます
この色の(赤度)は(L+N+Y)を求める 9−7−5)/3=−3/3=−1
〃 (緑度)は(C+M+Y)を求める −9+7−5)/3=−7/3=−2.3
〃 (青度)は(C+N+S)を求める −9−7+5)/3=−11/3=−3.6
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└←軸色名 └←文字が逆なら数値を反転します
∴ この色の色度は(白度7、空度1、茜度2.3、黄度3.6)なので 橙色の混じった白です。
最大の値は(50%)で、所属の色(ローカルカラー)です。
(四軸八色の色感覚)
「上記の色度」は「貴方の色感とピッタリと一致したハズ・・?です。 ←(感動するまで実演算で試して下さい。 (人の色判定が、このように行われる・・ことが実感されるでしょう。
☆☆☆ 絵の具などの色名を「色度表示」なら効果はテキメンです。 ☆☆☆
(特許事項で置いていましたが)本講座最終の大サービスです)