雑学(波のイメージ) 


雑学(波のイメージ) 物理倍調波
 (例えばなし)
 「水の波や音の波」なら経験した話でヨイのだが・・、電波や光りが「波」だと言われてもどうもピント来ない(ダマされたヨウな気がする)と言う人がいます。
 騙すツモリはナイのですが・・、それは貴方が(例え話を、真っ正直に受け取り過ぎた・・)ため・・だと思われます。
 科学では現象や道筋などを説明するとき、(正確に話すため)よく数式を使います)が、数式を避けて「例え話」をするコトもヨクあります。「例え話」ですから、貴方が考えた本質と違っている・・コトもママあります。
 「話が違うナ!・・と感付いた時点で、「どこから違ったのだろうカ?・・」と引き返すコトにしましょう。 「チョット待って下さい、話が違うようです・・」と(ブレイク)を入れましょう。 ←(貴方の受け取り方が、話者と違ったようですネ・・)
(分らないママ、話させて、聞き流すのは失礼です)。
  少しヤヤコシイ話がつづいたので・・、今日は、頭休めに「雑学」を楽しんで下さい
 (波は往復運動)
 まず、水面か地表面かゴムまりか・・何でもよいが
 * 「物体の表面の一ヶ所を、上から押さえ付けた」としましょう。
 * 水や粘土なら横に拡がりますが、他の物で(形は崩れなくても)上からの力を横に受け流して歪んでいます。
 * 一旦は、歪みましたが、手を離すと「元に帰えろう」とする力(弾性)が働き、周辺部から中心部へ、押し返す力が生まれ・・凹みかけた水面の中心は盛り上がろうとします。
 * 勢いの付いた水の動きは、元の高さを超えてもても止まらず、水面は元より高くなります。
 * 高くなった水面は重力でで引き下げられて・・ と上下を繰り返す、のが「波」です。
  (双極性)
 お寺の鐘は一ヶ所を叩いて鳴らします。 一ヶ所が凹むと横隣が凸れます、更に横隣りは凹み(打点の対極は凹む)ことになります。 ←つまり鐘の輪郭は(縦の楕円になり、次の瞬間は横の楕円に・・)を交互に繰り返すのです。
 周囲の歪を(+−)で表すと、この場合(+−+−)となり、或る場所の(圧力が高く押し合いのとき、他の場所は)(引き合い)になっています、(図面の矢印は歪の方向です。 ←(地震の断層は、このときの崩れた方向を調べます)
 (調波関係)
 この(+−)の関係は、鐘の全周の長さが、表面の波の波長の整数倍で起こります ←(ピアノなど弦楽器では、高音の(ド)を弾くと低音の(ド音)の弦が共鳴して響きます)
 全周の音を基本波、周囲の音は丁度(周波数で)整数倍(2・3・4倍・・)の関係で「倍調波」と言います。
 (唸り)
 * 同じ波長の波を重ねると(音程(周波数)は同じだが、音量(振幅)が大きくなります。
 * 異なる波長の波を重ねると、振幅は(大小の山があるが二者の和より)小さくなります。
 * 2つの音(周波数AとB)を重ねタトキの合成音は、(A+B)の高音が、差音(A−B)で(プルプル・ワーンワーン)と震えたような、音になり、これを唸り(ビート)と言います。
 * 光りの波は(非常に高い周波数ですが)、熱擾乱光は隣接高周波の集まりで(波が打ち消しあって振幅が見えない)小さな粒が間歇的に飛んでくる、イメージになります。
 光りを粒で・・、とか蛍のようにちいさな光る玉のイメージを・・と言うのはここから来るのです。、