光りの強度 


 光りの強度       物理。波長表示

 (波長並び)
 今日は最初に「色の分光分布図(第1図)」を示しましたが、(赤色の範囲が広く青色域が狭い)と、思いませんか?・・、 この色並びは、隣のスペクトル図(第2図A)からで、波長数の並びです。
 その下(第2図B)は、三原色(フィルター)の図およびブリュッケ図(同C)ですが、これらも上と同様・・「赤色範囲が間延びして青色範囲が寸詰まり」をしたように見えます。
 (太陽光の可視光範囲)
 (第3図上)は、電磁波の波長範囲は非常に広いので、{γ線(10^(−12乗)メートル)・・など}桁数を使った表示をしています。
 (3図下)は「太陽光の輻射」ですが・・、0.5(μm)→3μの赤外線域が表示されてますが・・表示が間延びしているため、(見た目のレベル表示は)ダラ下がりです。 ←(短波長側は、(0)からの表示を詰め込みなので、(実際に電波があれば、表示出来ない)
 (第3図中)は、下図の(0.4〜0.8) を、拡大したものです(赤色の間延びを縮めている)
 ← どの書物も、中図は上図の拡大と説明しますが間違っています。(下の波長並びの拡大です)
 (波の表示)
 波は同じコトを繰り返すのが特徴で、特徴的な現象の多くは、波の振動(回転)を基準に見られるものです。
 ← (波長は、先々へと進行する長さや速度に関係し・・、波の形も(次図上)のように(正弦派)で表します。
 元々波は「同じような状況の繰返し」なので(これを回転と見て)周期や位相角度が問題とします。
 (音に学ぶ)
 五線譜っと音階とその周波数の図(第4図下)に、また多くの音階(周波数)は、調律階(オクターブ)を示すのでこれを、円環状に表示をしました。
 光りの波長についても、音の場合と同様の「調律関係(色の円環状配置)が見られるだろう・・。と考えたモノです。
 (光りの強度)
 旧来の色では、混色は(色)光の配分・・云々、と言いながら・・(混合量)について何も言わないのです。
 例えば、(赤と緑)を足して黄色、としますが、両者の多少を問わないのです。
 * 両者が、ほぼ等量なら「黄色でヨイ」が。大きく違うなら・・赤または緑に近い色です。
 * 光りの場合、両者の合成で、明るく白くなります。 *(色料を多く増やす(または重ね塗り)では、色が濃くなっやように見えますが、光りは弱くなっています。
 * つまり、光量や色料の多少に無頓着で、色変化の観察も曖昧です。
 (光りのピークレベルと実効帯域)
 光りの波を、光子の集まりと考えます。 個々の光子は(全く同じ運動ではナク、個々には、少し違った運動をしています)。 ←つまり、一つの大きな波も、光子の近接高周波運動の集まりです。
 ピークレベルが、高いが帯域の狭い波(Ntランプの黄色・スペクトル光)や、帯域が広く。レベルは低いが強力な光り(赤ト緑を混合した黄色)もあります。
 実際の光りの強さは、、ピーク値ではなく、(一定面積内のエネルギー通過量)で表されます。
 ∴ ←難しくなりましたが・・、「レベルや帯域を無視した・・、「波長だけの光り」なんて(存在しないし色もナイ)・・とシッカリ覚えておいて下さい。