混色のルール 


 混色のルール
 (例え話の聞き方)
 「座標の話」は(ヤヤコシイ難しい!)と思う人に・・。 アナタは正直過ぎるのです、例え話では、話者はその(物の数や姿)ではナク(別の話)がしたいのです・・(何を話そうとしてるのかナ?、と少し視点を変えて見て下さい。
 分からないトキは、少し休んで後で考え直す、他人に尋ねる・・ナドすればヨイのです。 例えの(モノを物として)ガチガチに考えて追求するのは、解決シナイしヨクナイのです。  { さて、本論に! }      

 (グラフの構成要素)
 LMSのセンサー感度が直交3軸の座標に割り当てられて・・夫々の色位置が決まります。
 センサー値の変化など・・順次プロットして行くと(曲線のグラフ・・)などが出来上がります  いまセンサー値のどれかを一つ動かしても、他の座標値は変わらず影響は受けません。 ←(夫々のセンサー値は、独立していると言います)
 (光の混色)
 いま、2つの色光 {A=(La,Ma,Sa)}と、{B=(Lb,Mb,Sb)を、重ねて照射(光の混色)したとします。
 AとBは色なので、夫々の方向が違い、そのまま足し合わすことが出来ません、そこで、色の構成要素(LMS)に着目します。
 * LMSは夫々が直交なので、(LMS同志は)足し合わせても、他の値に影響しません)。
 従って二色光の混色は、(A+B)={L(a+b)、M(a+b)、S(a+b)} になります。
 * LMS共に、(a+b) と、元の値より大きくなり、光が強く明るくなっています ←(光の混色が「加法・・」と名付けられる理由です)
 (中間混色)
 次に、景色が遠くなり隣接の境が見えないトキや、コマの回転で色が入れ替わる(中間混色)について考えて見ましょう。
 いま、貴方は、近くの看板(A)=(La,Ma,Sa)を見ていましたが・・、 これから 貴方は移動して、次第に看板から遠去かり離れて行ったとします。
 看板が、貴方の目(網膜)に対して張る角度(見える大きさ)は小さくなり・・、或る距離で半分になったとします。
 このとき、画素単位で、元の色の大きさは半分で、周りは看板近くの色(B)が占めています。
 画素の色は、看板の色と周りの色の混色で、 C=(A/2)+(B/2)になります。
 ∴ つまり色同士の混色は、二色が平均される形で、光のように色が明るく強くはならないのです。(旧色彩の明暗白黒の無視が、上記の二者の区別を曖昧にしたのです)