色相環は感覚の世界 


色相環は感覚の世界     色相環比較
 (6色色相環
 太陽光のスペクトルは、色が連続的に変化する (虹の色並び)ので、両端を繋いで (紫色をいれて、「色の環(リング)」が作られました。
 ← (色の周期性)・・ ということで、(ニュートンがはじめたらしい)、三原色と補色の (6色色相環) が基本でしたが、色を補間して(→12→・32)と色数は、増えています。 
 (立体型の色相環
 その後、色の整理で、 * 色を無彩色と有彩色に分ける、*色の属性として (色相・明度・彩度) などから、白黒が重視されるようになり、円環配置の中心に白黒軸を立て 立体化した ←球形やソロバン玉など)色相環が見られるようになりました。
 (六色色相環の誤り)
 以上いずれも(六色色相環)を基本とするものですが、色の明度を無視して円板 (や円板を積層)状にに並べたものは、すべて誤り(※)です。  例えば
 * (オストワルト。NCS方式。 Lab方式。・・など、円錐型(ダブルコーン)や球形のもの・・)があります。 
 * 同じ色でも、明度・彩度の値は、パソコンによってマチマチで一定しません ←(本当は、明度・彩度の規定が間違っているからです)
 * 実際の色配置を模したものでは、,(マンセルやPCCS、・・など)がありますが、どれもイビツな形になっています。
 (円盤型の明度)
 三原色と補色の3原色では、色の明度が異なり、明るさ (白黒度) が一定しません。  ←(白黒軸方向から見て円形に配置しても.、.横から見れば上下します)。
∴ これまでの色彩学は、色の配置を(六色色相環ベース)の立体と考えてきた(RGB以外)ので、・・殆どの機器が「色の解析」 を(間違ったまま)進められてきたようです。
 (色相環は感覚の世界)
  色相環は、 心理色彩派の(ゲーテやべートーベンなど)の(キレイな色の並び・)といった (感覚論) で、もともと (補色の関係や、色の明度)といった(理工学的な)考察ではありません。←(工学論はナンセンス)