果たして 色彩革命 

果たして色彩革命 ??

暑い日差しも少しはマシに・・?と思いきや、未熟児台風・・気象のリズムは完全に狂ったママですよネ。
 被災者の救援も不十分、被災地の片づけ・復旧も・・未だし、というのに(政争の時ではない)。 放送で「原発可否の討論会」なんて・・やってるが・・呆れ返る(容認論者は「世界中の全被害を清算」してから物を言え)・・・、キツクなりましたが・・「現代の色彩学(←無責任が作り上げた色の虚塔)」と同じ過ちだ・・、と思うからです。

 「新色彩学を始めましょう」・・とお知らせして半月になります。次の講義をどう進めようか?・・と、昨年からの講義を(振り返り・読み直して・・・)オドロキました。
 これまでは、講義を進める中で見付けた「誤りポイント」を「そのつど明示」しながら進めてきた積もりでしたが・・、講義は広範囲におよび、指摘した誤りも多数で(体系が成り立たない)状況です。
 多くの誤りを振り返って見ると、そこには「共通点」があり、そこから(現代色彩学の誤りの根源)が見えてきます。

 一つは、前講のあちこちで指摘をしたように「白黒の無視」です。 白黒は→明暗・光の強弱→エネルギー・・と、完全な物理現象ですが・・その先が説明が出来ないため、ニセ理論を作り上げ・・矛盾だらけになったようです。 心理学派は(こんな物理を全く信用しない)(自分たちの経験的な事象が絶対正しい)と決めてかかって(物理を軽蔑)どちらもすれ違いのままだった、と思われます。
 このようになった原因は、「光→目→色」のシステム構成が(余りにも高度で複雑)およそ世人の理解を超えていた(案外・気づかなかっただけ?・・)ということでしょうか。
 光→媒体経路(反射・屈折など)→目(レンズと網膜=光センサー)以上の光系から、→視神経(伝送)を通して次の(色彩系)へ → 頭脳(画像情報の組立て・解析、制御信号の発生、その後のデータの利用(色の発生)や保存・・・)に情報を送ります。
 つまり、目は外から光を受け取り、頭脳は色を作って外に出すのが仕事。 センサーの波長範囲や感度と、頭脳が作り出した色は(違っていても良かった)のです(←ここが、皆が判らず苦しんだポイント)。

 この他にも筆者は、色彩感覚が色環を作り倍調波も利用している。網膜の光センサーや信号の収集・伝送には超高度なテクニックが使われている・・ などを明らかにしてきました。

 さて今日(物理論派?・・の筆者がお話する一番のポイントは
* 光は電磁波(粒子エネルギー)だから、波長(周波数)は必ず占有帯域幅を持ちます(多くの波の集まり)。
* 帯域幅の中には粒子(波)が多数存在するので、単一色相の色はなく必ず他の(波)色を伴う集合体です。
 つまり、色光はエネルギーであり、帯域内の密度があり、「色相と色純度」は(組で存在する)ものです(スペクトルではレベルと帯域幅)。
 光の扱い方として、これまでの「色光」は(色)だけでしたが、これからはエネルギーとして(レベル*帯域=光量)を考えます。 従来とは「光の捉え方が全く違う」のです。 正に「色彩革命」です。 
 これまでの色彩学は(全て作り直し)が求められます・・・、(全世界の色彩学(者)-(論)-(歴史)に対する(挑戦)になるのか?・・
 余りにも事が大きくなってしまいました(責任重大--、いつも大口叩く筆者も??・・チト恐ろしい)。
 仲間や金や道具を何も持たない筆者(自分の寿命も長くはないだろうに・・・hi)本気でヤルノ?何処までヤレルノ・・・不安と責任で潰されそうな毎日です。 ・・でも ヤルッキャナイ・・ か