色への変換 


 色感度の詳細

(1) センサー配置と色変換
 昨日の(センサーの配置図)から‥。
 3センサーの受持ち帯域は、可視光線域を4分割し
 (M)センサーは、帯域の中間に (566テラHz)
 (L)  〃 低周波域(1/4) (476)
 (S)  〃 高   〃    (673)
 に配置をします。
 (LとM および、MとS)の感度特性は、図のように(半値重ねになる)予め調整されています。
 LMSの3つの入力で1つの位置が決まり、色ががめ決まることになります。つまりこの三軸配置の色立方体は、色の変換装置でず。
 三軸立方体の方式で、色種を拡張することができ、全域での「色と波長の対応」が実現しました。(例えば、3色X8Bitで →1680万色)(膨大な色種を、僅か24Bitで処理できる)

(2)ブリュッケ図
 (昨日の右側の図)について、
 「光の強度によって帯域幅が変化(弱いと狭くなる)すること」および
 「センサー感度の重なりが不変色相(例え:黄色)になる」 ことに注目して下さい。

(3)桿体センサー
 上のブリュッケ図によると上記のほかに、緑−青色の間に2つの不変色相が見られ、ここに別のセンサーが存在することになります。
 桿体センサーは(明暗で色ナシですが)解像度が高く広帯域なので、感度の中心は高周波(青色)側に偏ったようです。
 このため(倍調波領域←1.22)にも感度を持つことになり、(赤〜黄色)の感度が高くなりました。

(4) 夜景は色種が少ない)
 夜などで、?の感度限界付近では、赤・緑・青の単色だけの感度になり、これが(夜景は色種が少ない)原因のようです。