明るさの範囲
人の目には、昼・夜向きの二段階があるようです(予講、2月16)。
具体的な明るさの様子が、上図に示されています。それにしても目が取扱う明るさの範囲は広く(上図で3200万倍)にもなります。
このような広い明暗の範囲を、一枚の画像や写真では表わせないので、必要に応じた(レベル指定を)して一定の明暗範囲を取込むことになります。 写真用カメラでは(絞りとシャッター・最近は感度も)を切り替えて適正露光を得ています。
人の目でも、(同時に見える明るさの範囲)は意外に狭く(※1)広範囲の明暗に到底対応できません。 (※1)(ハッキリは10倍程度、おおまかでも数十倍程度)と思う
(明暗の順応)
通常の明暗の変化に対して、人の目は紅彩(絞り)で光量の調整を行います。昼夜の大幅な変化にたいして明視(昼の目)暗視(夜の目)の切替えで対応するようです。(筆者は夜の目は昼間も動作中と考えています)
(画像情報の指数処理)
(人の場合)このような明暗に対応するため、目の段階で(指数処理)が行われるように思います。
網膜に得られた明暗画像は、その場で(対数圧縮)(平均値演算)(レベル設定)などが行われ、「指数処理した画像」と明暗のレベルの(二値の情報)として、頭脳へ(伝送・保存される)と思われます。
(頭脳の画像処理)
これにより(明暗の違いや過去の記憶画像との対比処理などが可能になります。
色彩画像のレベル情報の比較で、光源の演色性や、補色の動作などが生まれます。
詳細は、後ほど(画像の抽出・作成)で再検討します。
(色彩画像その他)
これまで色彩画像は(明るい所の色情報)に限られていましたが、人工光源・蛍光色(特異スペクトル光)の解析など‥で色域の拡大や色種の変更が進むかもしれません。
暗視画像では(画像情報の蓄積)で低レベルの限界が新開拓されるかも知れません